DATE2020/11/23
【構造の話】バルコニー防水「FRP防水」工事について
バルコニー防水「FRP防水」工事について
石岡市 S様邸
FRP防水工事とは
雨風にさらされているバルコニーは劣化が進みやすく、そのまま放置すると雨漏りを起こしやすい場所です。
家を長持ちさせるためには、防水対策をしっかりしなければいけません。
FRP「繊維強化プラスチック(Fiberglass Reinforced Plastics)」防水工事とは、ガラス繊維で強化したプラスチックを防水層として用いる防水工事のことです。
FRPはお風呂の浴槽などに多数使われるもので、抜群の防水性が特徴の素材です。
FRP防水工事のながれ
①プライマー(接着剤)塗布
FRP防水用のプライマー(接着剤)を塗装して、塗料の接着性をよくします。
②防水層「ガラスマット&樹脂」の塗布(2層塗布)
ガラスマットを張り付けた後、その上に樹脂を塗布し、ガラスマットに合浸させます。
その工程を2回繰り返します。
防水層に気泡が残らないように専用の脱泡ローラーで、しっかり気泡を除去します。
③トップコート塗布
防水層を紫外線から保護するために、トップコートを塗布して完成となります。
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