DATE2022/11/07
【現場スケッチ】基礎工事「床掘・砕石・配筋」の現場 ~かすみがうら市 T様邸~
【現場スケッチ】基礎工事「床掘・砕石・配筋」の現場
~かすみがうら市 T様邸~
本日は、基礎工事の「床掘・砕石・配筋」現場をご紹介致します。
基礎は建築物に作用する力を地盤に伝えたり地盤の沈下や変形に対して耐える部分で、基礎工事は安全な建築物を建てるのに欠かせない工事です。
木造住宅の基礎は「鉄筋コンクリート造」とします。コンクリート(圧縮力に強い・鉄筋の錆防止)と鉄筋(引っ張る力に強い)が互いに弱い部分を補う役割をし、建物の耐震性を保ちます。
では、基礎工事が行われる前の準備過程を見てみましょう!!!
①縄張り
建物の位置や高さを決めるため、平面図に基づいて縄を張る作業です。
②根切り
根切りとは、建築物が建つ位置の地盤を掘削する作業です。
③砕石・転圧
根切り後の地盤は柔らかくなっているので地盤を安定させるため、石を敷き詰めて締固めます。
この作業のことを「砕石・転圧」と言います。
④防湿フィルム敷き込み
転圧が終わりましたら、防湿フィルムを敷き込み、地盤面から上がってくる湿気を絶ちます。
⑤捨てコンクリート打設・型枠設置
基礎の位置を正確に出すよう「墨だし」をするため、かつ、型枠を固定させるため縁の部分にコンクリートを打ちます。この工程を「捨てコンクリート打設」といいます。
⑥鉄筋組み立て
建築物の間取りに沿って、鉄筋を組み立てます。鉄筋を一定の間隔の格子状に組んで、結束線(針金)で結束します。
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