【現場スケッチ】基礎工事現場 ~石岡市 N様邸~
現場スケッチ
基礎工事現場
石岡市 N様邸
今回は、石岡市の基礎工事現場にて基礎工事の流れをご紹介したいと思います!!!
基礎は建築物に作用する力を地盤に伝えたり地盤の沈下や変形に対して耐える部分で、基礎工事は安全な建築物を建てるのに欠かせない工事です。
木造住宅の基礎は「鉄筋コンクリート造」とします。コンクリート(圧縮力に強い・鉄筋の錆防止)と鉄筋(引っ張る力に強い)が互いに弱い部分を補う役割をし、建物の耐震性を保ちます。
基礎工事前
①根切り
根切りとは、建築物が建つ位置の地盤を掘削する作業です。
②砕石・転圧
根切り後の地盤は柔らかくなっているので地盤を安定させるため、石を敷き詰めて締固めます。
この作業のことを「砕石・転圧」と言います。
③防湿フィルム敷き込み
転圧が終わりましたら、防湿フィルムを敷き込み、地盤面から上がってくる湿気を絶ちます。
④捨てコンクリート打設・型枠設置
基礎の位置を正確に出すよう「墨だし」をするため、かつ、型枠を固定させるため縁の部分にコンクリートを打ちます。この工程を「捨てコンクリート打設」といいます。
⑤鉄筋組み立て
建築物の間取りに沿って、鉄筋を組み立てます。鉄筋を一定の間隔の格子状に組んで、結束線(針金)で結束します。
⑥配筋検査
配筋が終わりましたら、第三者による配筋検査を行います。鉄筋のピッチや鉄筋コンクリートかぶり厚などをチェックします。
⑦土台敷き工事
基礎工事が終わりましたら、「土台」という木材を基礎コンクリートの上に設置します。
「土台」とは、基礎の上に水平に敷く角材で基礎と建物の骨組みをつなぐ役割をします。
⑧床工事
床断熱材(65ミリ)+床合板(28ミリ)
床断熱材の工事の後、厚み28ミリの構造用合板を釘と接着剤で密着させる「鋼床」を採用します。
地震や台風の際による振動からかかる圧力を、点ではなく面で受け止めることで、終えに受ける力を分散させ、地震・台風に強い建物となります。
他にも家づくりに役立つ情報や、facebook・Instagramなどでも更新していますので、是非フォローお願いします!!!
ルームツアー動画はこちらをご覧ください。