【モデルハウス現場スケッチ】基礎工事の準備(地盤調査~捨てコンクリート打設)
現場スケッチ
基礎工事準備(地盤調査~捨てコンクリート打設)
かすみがうら市 モデルハウス
茨城県かすみがうら市・石岡市・土浦市を中心に注文住宅を展開しておりますタクミです!!!
2022年8月完成予定の愛犬家住宅モデルハウス工事現場にお邪魔しました。
今回は、基礎工事の前に行われる地盤調査から捨てコンクリート打設までの過程をご紹介したいと思います。
基礎は建築物に作用する力を地盤に伝えたり地盤の沈下や変形に対して耐える部分で、基礎工事は安全な建築物を建てるのに欠かせない工事です。木造住宅の基礎は「鉄筋コンクリート造」とします。コンクリート(圧縮力に強い・鉄筋の錆防止)と鉄筋(引っ張る力に強い)が互いに弱い部分を補う役割をし、建物の耐震性を保ちます。
では、基礎工事が行われる前の準備過程を見てみましょう!!!
①地盤調査とは?
家の基礎となる地盤が安全な土地かを調べる作業です。
木造一戸建て住宅の場合は、先端のスクリュー状になっている棒を回転貫入して土地の固さや柔らかさ、締まり具合などを調べる「スウェーデン式サウンディング試験」という方法が良く使われます!!
②縄張り
建物の位置や高さを決めるため、平面図に基づいて縄を張る作業です。
③根切り
根切りとは、建築物が建つ位置の地盤を掘削する作業です。
④砕石・転圧
根切り後の地盤は柔らかくなっているので地盤を安定させるため、石を敷き詰めて締固めます。
この作業のことを「砕石・転圧」と言います。
⑤防湿フィルム敷き込み
転圧が終わりましたら、防湿フィルムを敷き込み、地盤面から上がってくる湿気を絶ちます。
⑥捨てコンクリート打設
基礎の位置を正確に出すよう「墨だし」をするため、かつ、型枠を固定させるため縁の部分にコンクリートを打ちます。この工程を「捨てコンクリート打設」といいます。
次回は、基礎の鉄筋組立の工事現場を紹介致しますので、お楽しみにしてくださいね!!!
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